6.精油図鑑
![]() | レモン~すっきりと爽やかな新鮮なレモンの香り~ |
| 学名:Citruslimon | |
| 科目:ミカン科 | |
| 抽出部位:果皮 | |
| 抽出方法:圧搾法 | |
| レモンは誰からも好まれる爽やかな香りです。レモンの香りは、疲れた時に気分をリフレッシュして集中力や記憶力を高めてくれます。殺菌や消毒作用もあるため、風邪や感染症の予防として最適です。 | |
![]() | オレンジ~心が洗われるようなフレッシュなオレンジの香り~ |
| 学名:Citrus sinensis | |
| 科目:ミカン科 | |
| 抽出部位:果皮 | |
| 抽出方法:圧搾法 | |
| 誰からも好まれ、親しみやすいオレンジの香り。この甘くフルーティーな香りは、気持ちを落ち着けるリラックス作用があります。また、気分が沈んだ時は、心に元気も与えてくれます。なかなか寝付けない人やストレスをかなり抱えている人は、この香りが、安心感とやすらぎを与え、より深い眠りへと導いてくれます。 | |
![]() | グレープフルーツ~さわやかで気分もすっきりする香り~ |
| 学名:Citrusparadisi | |
| 科目:ミカン科 | |
| 抽出部位:果皮 | |
| 抽出方法:圧搾法 | |
| グレープフルーツの果皮から抽出した精油は、果実と同じくフルーティでさわやかな香りです。この香りは気分を高揚させると同時に、気持ちを安定させる作用もあるで、気持ちが不安定な時におススメです。むくみやダイエットにも効果的で消臭、抗菌作用もあるので、化粧品の成分としてもよく利用されています | |
![]() | ネロリ~気持ちを優雅にするやさしい香り~ |
| 学名:Citrus aurantium | |
| 科目:ミカン科 | |
| 抽出部位:花 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ネロリはビターオレンジの花からとれる精油です。ネロリという名前は、イタリアのネロラ公妃がこの香りを愛用したことから由来しています。フローラルな優雅な香りは精神的なショックを鎮めてくれます。また、不安なことがある時など、気持ちをやわらげ、平和な感情を呼び戻してくれることから不眠やストレス性の疾患などに役立ちますネロリの含有成分「ネロリドール」には女性ホルモン様作用があるため、月経前緊張症や更年期障害などに有効です | |
![]() | ラベンダー~気持ち安らぐ、フローラルな香り~ |
| 学名:Lavandula officinalisLavandula angustifolia | |
| 科目:シソ科 | |
| 抽出部位:花と葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 万能薬といわれるラベンダー。語源がラテン語で「洗う、洗浄する」という言葉で、古代ローマ人は沐浴にこのラベンダーを利用していました。ヨーロッパでは古くからリネンの香りづけに、このラベンダーを使ってきました。ストレスや緊張を和らげることから、安眠促進には最適です。また、抗菌や鎮痛効果など、様々な症状改善に役立つことから、幅広い用途で使用できる精油です。ラベンダーは安全性が高く、原液を塗布できる精油です | |
![]() | ローズマリー~樟脳のような刺激的でシャープな香り~ |
| 学名:Rosmarinus officinalis | |
| 科目:シソ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 古代から宗教儀式や悪魔払いに利用されていたローズマリー。その、清涼感あふれる刺激的な香りは、集中力や記憶力を高めてくれます。受験勉強など、集中して物事に取り組みたい時には最適です。また、空気を浄化する作用もあるので、風邪や感染症の予防にも効果のある精油なので、フランスの医療機関では、よくこのローズマリーが焚かれているようです。 | |
![]() | ペパーミント~気分すっきり爽快な香り~ |
| 学名:Mentha piperita | |
| 科目:シソ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 昔から親しまれてきたペパーミント。古代ローマでは、宴会のときにペパーミントで編んだ冠を被る習慣があったように、主に消化器系の働きを整えるために利用されていました。フレッシュな清涼感のある刺激的な香りは、脳を覚醒させてくれるため、眠気覚ましや、気分が沈んだ時のリフレシュに最適です。また、殺菌効果にすぐれているので、風邪や感染症の予防やハウスキーピングでの使用にも適しています | |
![]() | クラリセージ~心温める、スパイシーな香り~ |
| 学名:Salvia sclarea | |
| 科目:シソ科 | |
| 抽出部位:花と葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| クラリセージは、ラテン語で「明るい」「清浄な」という言葉が語源になっています。その語源のように、落ち込んでいる時は高揚感を与えてくれ、神経が高ぶっている時は、気持ちを鎮めて心やすらかにしてくれます。また、女性のトラブルに効果的なのもクラリセージの特徴です。ホルモンバランスの調整作用により、生理や更年期障害などの症状にやさしく働きかけてくれます。 | |
![]() | マージョラム~シャープで深みのあるグリーンハーバルな香り~ |
| 学名:Origanum majorana | |
| 科目:シソ科 | |
| 抽出部位:花と葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| マージョラムの語源は「より大きい、より長い」ということで「長寿」を象徴しているといわれています。マージョラムは、古代ギリシャの時代から薬草として用いられてきました。深みのあるハーブ調の香りは、精神を鎮めて落ち着きを持たせてくれます。不安なことや悲しみ、寂しさから救い、あたたかく包み込んでくれます。 | |
![]() | ローマンカモミール~グリーンアップルを思わせるやさしい香り~ |
| 学名:Anthemis nobilis | |
| 科目:キク科 | |
| 抽出部位:花 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ギリシャ語で「大地のリンゴ」とう言葉が語源になっているカモミール。リンゴのように甘くてフルーティな香りがします。古代エジプトで熱病の治療にカモミールを利用していたことからもわかるように、痛みや炎症にとても効果のある精油です。また、不安や緊張をやわらげ、気持ちを鎮める働きがあり、安眠を促す作用があります。 | |
![]() | ユーカリグロブルス~清涼感のあるクリアな香り~ |
| 学名:Eucalyptus globulus | |
| 科目:フトモモ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| オーストラリアの先住民族“アボリジニ人”が万能薬として使用していたユーカリ。ユーカリは500以上もの種類があります。精油として、よく使用されるのはユーカリグロブルスとユーカリラジアタです。殺菌作用があり、呼吸器系の調子を整えてくれます。また、清涼感のあるスッキリした香りが、集中力を高めてくれる働きもあるので、勉強や仕事の効率を上げたい時に、ぜひ香らせましょう。 | |
![]() | ティートリー~空気がすっきりするようなシャープな香り~ |
| 学名:Melaleuca altemifolia | |
| 科目:フトモモ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ユーカリと同じように、オーストラリアの先住民族“アボリジニ人”が古くから万能薬とて、このティートリーを煎じたお茶を愛用していました。抗菌作用、抗ウィルス作用や免疫力を高める働きがあるので、風邪などの病気の予防に効果的です(フランスでは手術前の患者にこのティートリーの精油でマッサージをおこなう病院もあるそうです)。また消臭作用もあるので、お部屋で香らせておくとよいでしょう。ティートリーは安全性の高い精油なので、原液を塗布することができます。 | |
![]() | ジュニパー~ウッディーでさわやかな香り~ |
| 学名:Juniperus communis | |
| 科目:ヒノキ科 | |
| 抽出部位:果実 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ジュニパーは浄化作用のある精油です。この香りを深呼吸すると、心が鎮まり深い集中力が得られます。仕事や勉強などに香らすと効果的です。ジュニパーの葉や果実は、薬草としての長い歴史を持ちます。古くは利尿のために用いられていたり、フランスの医療機関では、体液の循環不全の解消などに用いられています。このことからも、ジュニパーの解毒作用が高いことがうかがいしれます。 | |
![]() | サイプレス~森林浴を思わせるウッディでスパーシーな香り~ |
| 学名:Cupressus semperirens | |
| 科目:ヒノキ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 「永遠に生きる」という意味の言葉が語源のサイプレスは古代エジプト、ギリシャ、ローマなどで神聖な木として扱われ、古代文化と宗教に密接に関わってきました。落ち着いたウッディな香りと透き通るようなスパイシーな香りが、心を落ち着かせ、安定させてくれます。また、空気を浄化し、呼吸器系のトラブルにも効果的です。アラビアでは肺病患者を長期間サイプレスの森の中に住まわせて療養させたといわれています。また、デオドラント効果や心身を引き締めてくれる効果もあります。 | |
![]() | ゼラニウム~バラに似たフローラルな香り~ |
| 学名:Palargonium graveolensPalargoniumodoratissimum | |
| 科目:フウロウソウ科 | |
| 抽出部位:葉 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ゼラニウムは女性にとても良い精油です。ホルモンバランスを整える作用、気持ちの浮き沈みを整えてくれる作用があるので、生理前の不安定な状態や、更年期におススメです。また、皮脂バランスを整える作用もあるので、スキンケアにも最適。ゼラニウムのバラに似た甘い香りは、虫除けの作用もあります。夏など虫が多く発生する時にはぜひ、香らせましょう。 | |
![]() | フランキンセンス~気持ちを落ち着ける穏やかな樹脂の香り~ |
| 学名:Boswellia carteriiBoswellia thurifera | |
| 科目:カンラン科 | |
| 抽出部位:樹脂 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 別名「オリバナム」「乳香」とも呼ばれるフランキンセンス、フランス語の「本当の香り」「質の高い薫香」という意味の言葉に由来しています。落ち着きのある香りを漂わせることから、古代から現在まで、寺院や祭壇で使用されています。イエス・キリストが誕生した時に、東方の三博士が黄金、ミルラと共にフランキンセンスを贈り物として捧げたことは有名な話です。ウッディさの中に、かすかにレモンを思わせるフランキンセンスの香りは、心を深く落ち着かせてくれます。雑念を払って心を安らかに鎮めたいときに最適です。また、フェイシャルケアなどにもよく使用され、皮膚のハリや弾力を取り戻したいときには効果的です。フランキンセンスは年月を経るに従って香りと質が向上していきます。 | |
![]() | サンダルウッド~心を静めるような甘くオリエンタルな香り~ |
| 学名:Santalum album | |
| 科目:ビャクダン科 | |
| 抽出部位:心材 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| サンダルウッドはインド文化において古くから親しまれてきた植物です。インドのアーユルベーダー医学では、優れた特性を持つ植物として扱われ、現在では寺院などで、瞑想や、宗教的な彫刻や家具の材料として利用されています。サンダルウッドの香りは深く心を鎮めてくれます。人前でのスピーチをしなければいけない時、緊張により眠れない時などに香ると、ゆったりと気持ちがやすらいでいきます。また、刺激性が少なく、大変穏やかな性質なので、乾燥肌のケアにも向いています。フランキンセンスと同じく年月とともに、質と香りが向上する数少ない精油に一つです。 | |
![]() | イランイラン~甘く官能的な香り~ |
| 学名:Cananga odorata | |
| 科目:バンレイシ科 | |
| 抽出部位:花 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| 甘くエキゾチックな香りのイランイラン。その語源は、マーレ語の「花の中の花」とう言葉です。まさにその名の通り、フローラル系を代表する香りといえるでしょう。インドネシアで結婚初夜のカップルのベッドにイランイランの花びらをまく習慣からも想像できるように、イランイランには官能的な気分を高める作用と気持ちを鎮め、陶酔感を与える作用があります。また、ホルモンバランスや皮脂のバランスを整える働きがあるので、女性におススメの精油です。 | |
![]() | ローズオットー~気品あふれる優雅な香り~ |
| 学名:Rosa damacena | |
| 科目:バラ科 | |
| 抽出部位:花 | |
| 抽出方法:水蒸気蒸留法 | |
| ローズオットーはまさに「精油の女王」。バラの花は、美の女神ヴィーナスの化身といわれているように、とても美しく香り高い花です。そのバラの花びらから採取される精油は、とても気品のある濃厚かつ優雅な香りがします。女性の心身のバランスを整える働きがあり、美容にも効果的で、中世ヨーロッパでは、貴族の間で「不老長寿の薬」「若返りの薬」として若々しさを保つために愛用されていました。現在でも、化粧品に利用されています。 | |
![]() | ジャスミン~優雅でオリエンタルな甘い香り~ |
| 学名:Jasminum officinale | |
| 科目:モクセイ科 | |
| 抽出部位:花 | |
| 抽出方法:溶剤抽出法 | |
| ジャスミンはローズとともにクレオパトラが愛した香りです。この香りが持つ媚薬的なパワーでローマ帝国のカエサルやアントニウスを魅了したことは有名です。ローズとならんで高価な精油ですが、ローズが「精油の女王」と呼ばれているのに対して、ジャスミンは「精油の王」または「精油の中の宝石」と呼ばれるほどに、その香りは素晴らしいものです。陶酔感と高揚感を誘う香りは、不安感などから前向きに物事を考えられない時、自信を失ってしまった時、精神的に疲れきってしまい、何もやる気が起こらない時などに、ゆったりと気持ちをやわらげて、前向きに進む勇気を取り戻してくれます。また、催淫作用もあり、特に男性を官能的な気分にする香りといわれています。 | |





















