3.アロマテラピーを始められる方々へ(注意事項)
◆本物の(質の良い)エセンシャルオイル(精油)を使用する
アロマオイル、ポプリオイル、フレグランスオイルなどといわれる商品は、品質が粗悪なものであったり、化学合成添加物が添加されていたりと、本来、アロマテラピーで使用する精油とは全く違うものとなっています。アロマテラピーには、必ず100%天然のエセンシャルオイル(精油)を使用するようにして下さい。
*精油購入の際の注意点*
精油を購入する際は、オーガニック、無農薬、無殺虫剤のものを購入するようにしましょう。その成分の含有成分の分析がされているものであれば、なお安心です。価格の安い精油は、純度が100%でない場合があるので注意しましょう。アロママッサージに使用する場合は、直接肌につけるので、できるだけ、品質には注意する必要があります。品質の良い信頼できるメーカーやブランドの精油を購入するようにしましょう。
◆原液を直接肌につけない
精油を使用する際は、希釈剤(植物油や精製水など)で1~2%濃度に希釈して使用します。 ラベンダーやティートリーは原液をそのままつけることもできますが、肌が弱い人やアレルギー疾患をお持ちの方は、薄めて使用するようにして下さい。何か皮膚症状が出た場合は、すぐに使用を中止し、医師などに相談しましょう。
| キャリアの量 | 10ml | 20ml | 30ml | 40ml |
| 0.5% | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 4滴 |
| 1.0% | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 8滴 |
| 2.0% | 4滴 | 8滴 | 12滴 | 16滴 |
◆飲用しない
精油は非常に成分の濃い液体です。絶対に飲まないで下さい。もし、誤って飲んでしまった場合は、すぐに医師に見せましょう。医師に見せる場合は、何の精油をどれだけの量飲んだのかを伝えることも大切です。
◆精油の保管と使用期限を守る
精油は、日光、高温により劣化します。開封、未開封に関わらず、冷暗所に保管するようにしましょう(自分でブレンドしたマッサージオイルなども冷暗所に保管しましょう)。精油は100%天然で防腐剤も入っていません。蓋を開けたら、1年以内をめどに使い切るようにしましょう。また、酸化臭がしはじめたら、絶対に使用しないで下さい。劣化した精油は、アレルギーや皮膚疾患など体に悪影響を与えます。
◆光感作に注意する
皮膚に精油を塗布した状態で紫外線に当たると、精油と紫外線が反応して、色素沈着や水泡などができることがあります。使用後12時間は紫外線にあたらないようにしましょう。
*注意すべき精油*
スィートオレンジ・ビターオレンジ・マンダリン・グレープフルーツ・レモン・ベルガモットなど
◆妊娠時の使用は気をつけて精油を選ぶ
精油の中には、妊娠何ヶ月目かによって、使用できる精油と使用できない精油があります。妊娠期を健やかに過ごさせてくれる精油もあれば、通経作用や流産誘発作用のある精油もあるのです。妊娠時の使用の際は、十分な注意が必要です。
*注意すべき精油*
妊娠中使用してはいけない精油:アンジェリカ・オレガノ・クローブ・シナモン・セージ・フェンネル・レモングラスなど
妊娠初期から4~5ヶ月までは避けた方が良い精油:ジュニパー・クラリセージ・マージョラム・メリッサ・ローズマリーなど
◆乳幼児、子供への使用は希釈濃度に気をつける
生後1年までは、精油の使用は避けましょう。乳幼児はとても肌が敏感です。生後1年までは、精油を皮膚につけて使用することは避けましょう。乳幼児の場合は、キャリアオイル(植物油)でのマッサージで十分効果があります。1歳以上の幼児には、0.5%以下の濃度であれば、使用できます。安心して使用できる精油はティートリー・ラベンダー・ローマンカモミールなどです。5歳以上の子供には1%以下の濃度にして使用しましょう。

