2.エッセンシャルオイル(精油)について
植物は、生きていくうえで必要な生命エネルギー(有効成分)を光合成によって作りだします。この生命エネルギーは植物の「油嚢」と呼ばれる小さな袋に蓄えられて存在し、これが精油の正体です。つまり、精油は有機化合物の集合体なのです。植物が作り出した天然の有機化合物が数十から数百種類集まったものです。精油によって、香りや効能効果が違うのは、植物ごとに有機化合物の種類や量が違うためなのです。このことから、精油を人間の体内に取り込むアロマテラピーは、植物のエネルギー、つまり、5つの力(光・酸素・水・大地・有機体)を体内に取り込む、自然療法だといえるでしょう。また、植物により「油嚢」が多く存在する部位が異なります。葉から抽出されるもの、花から抽出されるものなど、精油によって抽出部位が異なるのは、そのためです。
| 精油の抽出部位 | 主な精油 |
|---|---|
| 花 | ローズ・ジャスミン・ネロリ |
| 果皮 | スイートオレンジ・レモン・グレープフルーツ・ベルガモット |
| 堅果 ・ 液果 | ジュニパー・ブラックペッパー |
| 種子 | キャロットシード・フェンネル・コリアンダー |
| 葉 | サイプレス・レモングラス・ペパーミント・ユーカリ |
| 根 | ジンジャー・べチバー ・アンジェリカルート |
| 木部 | サンダルウッド・ローズウッド・シダーウッド |
| 樹脂 | フランキンセンス・ベンゾイン |

